阪神大震災に遭遇して14年経過
14年前、神戸支店に単身赴任していたあの日の早朝甲子園の寮で寝ていたベッドで強い衝撃で上に跳ね飛ばされた。一瞬なにが起こったかもわからず、横揺れが始まり地震だと気がついた。前日までは埼玉の自宅に居たものだから寝ぼけて家族の皆に「おい、地震だ逃げろ!」と叫んでいた。寮の部屋のテレビが台ごと部屋の中央まで動いてきて、天井の照明のカバーは外れて垂れ下がり、壁にかけていた写真などはすべて落ちてくる。ベッドも自分を乗せたまま中央に動いていく。なにがなんやら理解できずに部屋を出ると、寮生たちが廊下に出て不安そうな顔で佇んでいた。
とりあえず寮の周辺を歩いて様子を見てみると、家の屋根瓦がところどころ落ちている。
高速道路の高架の部分が傾いているように見えた。誰かが高架道路が落ちているのではといい大変なことになった。とりあえず留守宅に無事なことを報せなければと電話する。まだ電話は通じていた。妻は私の報せを聞いても何のことか解からず寝ぼけてちんぷんかんな受け答えでした。
近くの神社にいくと石灯籠や狛犬などが散乱していた。
時間が過ぎるにつれて被害状況がだんだんと大きく報道されてきて、電話も繋がりにくくなってきた。
いろんなことを経験したが、もうあれから14年が経ってしまった。これから14年後は私は76歳になっているが生きているかどうかはわからない。
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